日本テレビ

野ブタ。をプロデュース 第5話(日本テレビ)信子、初めてのデート作戦?!

信子に足りないのは何か気付いた修二。そこで修二は、信子にデートをするよう仕向けるが…

修二(亀梨和也)は、考えていた。髪を切ってそこそこ可愛くなった信子(堀北真希)だが、その周りはいつも暗い雰囲気が漂っている。

男子に媚びるクラスの女子の言動を見ていて、信子に足りないものはこれだ、と気付いた修二。男子とのコミュニケーションが信子には必要だと気付いた修二は、信子に、恋をさせようと計画する。

ある朝、登校した信子の靴箱に手紙が入っている。その手紙は、なんとラブレターだった。

いつものように、屋上で作戦を練る修二、彰と信子。修二は、次の作戦として、信子に恋をすることを提案する。すると信子は、おもむろに、今朝靴箱に入っていたラブレターを見せた。差出人は、同じクラスのシッタカ(植木)だった。

そこで、修二は植木を呼び出し、信子は人気者になるから、今のうちに信子を押さえておけとに言う。そして、修二は植木、彼女のまり子(戸田恵梨香)に、ダブルデートを提案する

その一方で、ダブルデートにより、明るく人気者のまり子と暗い信子がいることで、信子のマイナス部分が露呈するのを心配した修二。そこでまり子は、当日、自分が悪い女を演じると修二に伝える。

そして、いよいよデート当日。事前の準備は完璧だが…果たして成功するのか?!

そして、デート当日。信子は緊張した状態で待ち合わせ場所へ。彰はこっそり後をつけ、陰から見守っていた。

それぞれ用意した手作りのお弁当を広げる。まり子は、わざと酷いお弁当を用意し、修二にわがままを言うという、嫌な女を信子の為に演じた。

その後、1組ずつに別れ、別行動になる。信子と植木は水族館へ。

植木と信子がいい雰囲気で話している時、近くにいた老人が倒れた。信子は、老人を手当てしようと、すぐに駆け寄り、一方の植木はその場でオロオロしている。信子は老人の口についた嘔吐物を手で拭い、植木にバッグを取ってもらおうと手を伸ばした。すると植木は咄嗟に「汚え!」と言ってしまう。それにショックを受けた信子のもとに、陰から見ていた彰が助けに来る。信子と彰は老人に付き添い病院まで行く。幸い老人は酒を飲みすぎただけだった。

デートは台無しになってしまい、信子は彰に、2人にありがとうと言いたかったのだと謝った。

翌朝、学校で信子のデート写真のビラがばらまかれた。
修二を通し、植木は、信子と付き合いたいと思っていると伝えてきた。しかし信子は、自分が好きでもない人と付き合うのは良くない、という理由で断った。

修二は信子に、人気者になりたくないのか、と問い詰める。信子は、別に人気者にならなくて良い、と言う。修二は、自分は今までなんの為にやってきたのだと馬鹿らしくなり、怒ってその場から去ってしまう。

信子、ついに初めての女友達ができる。その相手は…

彰に誘われ修二は、帰宅する信子の後を付けた。信子は、買う物もないのに店に寄って店員とコミュニケーションを取り、犬を相手に笑顔の練習をしていた。俺達、信子のことを何も知らなかったよね、知ろうともしなかったでしょ、と修二に言う彰。
修二は、そんな信子を見て、やっぱり信子を人気者にしたい、と告げる。

ある日、信子のところに、蒼井かすみという生徒が来る。信子が水族館で助けた老人は、自分の祖父なのだと告げる。これがきっかけで、信子はかすみと友達になった。
初めての友達ができた信子。一方修二は、人の幸せを喜べない人間に負けたくない、と思っていた。

(2005年11月12日放送)