めでたく、信子のプロデュースが再開されることとなり集まった3人
ある日、修二(亀梨和也)は母親からかかってきた国際電話で、親友は何人いるか、と聞かれる。修二は迷ったあげく、2人と答える。彰(山下智久)と信子(堀北真希)の2人だ!と、父親や弟にかれかわれてしまう。
修二は、信子から抱きしめられたことを思い出した。信子はあれ以来、自分のことを避け続けている。しかし、ずっとこのままというわけにもいかないと考える修二。仕方なく、教室で信子を捕まえた。
屋上で、プロデュースを再開すると信子に伝える修二。先日夜の公園で、修二を抱きしめてしまったことへの気まずさから信子は拒否するが、めでたく信子のプロデュースは再開されることとなった。
彰も屋上にやって来て、金色のくす玉を掲げる。しかし、勢いよくひっぱられたくす玉は、割れずに飛んで行き、校庭に落ちてしまう。
どん底でも、人生は続く…人生は、なかなか終わってはくれない…
ある日、修二は商店街で女性が男にからまれているのを止めようとしたが巻き込まれてしまい、女性は逃げてしまう。警察には、修二が男を殴ったと誤解されてしまい、修二は殴っていないことを弁明するが、信じてもらえない。俺の人生、完璧に終わった…と肩を落とす修二。そこへ、ゴーヨク堂店主(忌野清志郎)が通りがかる。生きていれば、最悪の日もある。されど最高の日もある。それが人生!そう言って叫ぶゴーヨク堂店主。
翌日、信子は生放送の企画を出していた。信子がお昼の顔になる、と盛り上がる修二と彰。
実際のレポートが始まり、ヨネスケのしゃもじを持った信子が先生達の昼食をレポートし、昼食の時間に放送が流れる。先生達の弁当、それらにジャッジを下していく信子。「まずい」のジャッジに、クラス中が受け、大爆笑が巻き起こる。
帰り道。修二は、また喧嘩現場を目にして助けに行こうとするのだが、先日の出来事が頭を過ぎり、その場を素通りしてしまう。しかし、その暴行に遭っていたのは、クラスメイトのタニだったのだ。
翌日、昼食時間、別れた修二の彼女まり子(戸田恵梨香)が一人でお弁当を食べているところへやってきた。クラスでは皆認定の人気者カップルだが、修二はまり子と別れたのを皆に隠していた。そこへ、信子達の突撃リポートがやって来る。全校放送で流れている為、修二が皆に嘘をついていることがばれてしまう。
そして、怪我を負ったタニがクラスへ来て、助けてくれなかった修二への怒りをぶつける。修二は、昨日喧嘩現場で絡まれていたのがタニだとは気付いていなかった。こうして、人気者だった修二は一気に皆の信頼を無くし、クラスで無視されるようになってしまう。
ある日、何者かが修二を隠し撮りしているのに気付き、それが、信子の友達である蒼井かすみ(柊瑠美)だと分かる。信子の友達のふりをして近付き、信子を裏切っているかすみを、修二は許せない。どうすれば信子のもとから去ってくれるのかと問い詰める修二。かすみは、「私もプロデュースに参加させて欲しい」と頼む。
誰にも信じてもらえなくても、こいつらの手は放したくない…
ある日一人で帰ろうとした修二を、信子が引き止め、一本のひもを渡す。彰もそこへやって来る。「信じれば、どんなことも解決できる。一緒に信じてください。」そう言って、3本のひもを結ぶ信子。屋上で、野ブタパワーを注入する3人。
誰にも信じてもらえなくていい。ただ、こいつらにだけは、信じてもらいたい。今も、この先も、ずっと…
(2005年12月3日放送)