日本テレビ

野ブタ。をプロデュース 第4話(日本テレビ)坂東に仕向けられた信子の告白の相手は…

相変わらず、坂東による信子への嫌がらせは終わらない。今年の「いいよ」の日、告白するのは…

もうすぐ11月4日、通称、「いいよ(114)の日」。修二(亀梨和也)達の学校では、毎年この「114の日」に、告白するというイベントがある。

相手に告白して、「いいよ」と返事をもらえれば、頭上から花が降ってくる。しかし、ふられてしまうと、全校生徒の前で水をかぶることになる。

彰(山下智久)は、3人揃いの手帳を配り、3人だけの計画を書くようにしようと言う。彰は、「114の日」に修二が信子(堀北真希)に告白すればいいのではと提案する。それで信子を人気者にするという考えである。しかし修二は自分のイメージが下がるのが怖くて、その案には乗れなかった。

そんな中、修二の彼女、まり子(戸田恵梨香)が修二に告白すると言い出した。修二の気持ちが分からないから、という理由からだった。修二はまり子に、自分の誕生日すら教えていない。いつも、まり子に誕生日を聞かれても、適当にかわしてうやむやにしてきた修二だった。

一方、占い本に夢中の彰は、修二に誕生日を聞いてくる。仕方なく、11月1日だと答えた。そして、それは偶然、今日だった。信子は自分の手帳に、修二の誕生日をメモした。

だが信子はその手帳を落としてしまい、それを偶然通りがかったまり子が拾ってしまう。その時、まり子は、信子が修二の誕生日をメモしたページを見てしまうのだ。このことをまり子から聞いた修二。修二は、その手帳は自分のもので、誕生日を書いたのは弟だと苦しい言い訳をする。

修二の誕生日を祝いたいという信子に付き合い、彰もその準備をしていた。その時、坂東(水田芙美子)が彼氏に殴られているのを見て、彰は止めに入り、坂東の彼氏を殴る。

信子と彰は、グラウンドに、「HAPPY BIRTHDAY」の文字と共にケーキを書いた。だがその夜、誰かのいたずらによりそれは消され、代わりに相合傘で「シュウジ、ノブコ」と書かれてしまっていた。

「114の日」は、坂東達にハメられ、信子が修二に告白することになってしまう。修二が信子に水をかけることで、信子を陥れたいという坂東達の策略だった。修二は信子に、「水をかけると思う」と先に信子に謝った。彰は、それを坂東達が仕組んだと分かってはいたものの、水をかけると言う修二のことが気に入らなかった。

信子は坂東を呼び出し、「私はクラスで浮いているが、坂東さんはもっと浮いている。変わりたいと思わないのか」と告げる。坂東は、自分がそんな浮いた存在であることは幼い頃から自覚しているし、変わる気もないと吐き捨て、立ち去ってしまう。

しかし信子は、立ち去っていく坂東の背中になおも続けた。「人は、変われます。」と。一瞬、立ち止まる坂東。しかし、結局振り返ることなく、信子の元から去って行く。

その夜、彰が突然修二の家へやってくる。彰は脅しに来たと言い、信子が水をかけられるのは黙っていられない、と、彰は瓦を割ってみせる。お前は明日、こうなる、と修二に脅して帰る。

信子の告白相手の修二。信子に花を降らせるのか、それとも…?

そして、114の当日。
信子は、指名する相手を修二から別の人に変えたいと言う。その相手は、なんと、坂東だった。誰もが、坂東は信子に水をかけると思った。しかし、降ってきたのは水ではなく花だった。

坂東は、その取り巻き連中に問い詰められたが、間違えて花を選んだのだと言ってごまかした。信子は、坂東は、皆が期待していることと反対のことをしたくなったんだと思う、と言った。

信子は、修二の落とした手帳を見ていた。そこには、信子に花を降らせるか、水をかけるか、何度もあみだくじで決めようとしていた。何度も水をかける方になっていたが、花が出るまで、何度も何度もあみだくじをやっていて、花を降らせる方に丸をつけていた。

修二は、信子に、水をかけてしまうだろうと言っていたが、花を降らせるつもりだった。一方、彰は信子の手帳を持っていた。信子が修二の誕生日を書き込んでいたのを見て、嫉妬してしまう彰だった。

(2005年11月5日放送)